作品展(文化祭)が開催されました!

今週末の21~22日(土~日曜日)、ニュータウン自治会主催の作品展(文化祭)が開かれました。

以前、といってもかなり前の5年以上前にも秋になると開かれていたようです。が、同じく秋に行われるフェスタとも重なることから、長らく途絶えたいたものが再開した格好です。

春先なら秋と重ならず、自治会役員の方の負担も少ないから、といった理由で開かれたものですが、何分、現行の役員さんたちも長年文化祭を経験しておらず、いったいどの程度の作品が集まるかどうか、疑心暗鬼でドキドキものだったようです。

ニュータウン内に回覧を回し、参加してもらえる有志は、当日作品を直接会場に持ってきてもらう、という形式をとりましたが、いざ搬入の時間になると、まあ来るわ来るわ、実にたくさんの作品が集まりました。その内訳は枚挙のいとまがありませんが、絵手紙、油絵、書に写真、編み物、手工芸、陶芸、絵手紙に短歌や俳句、といった具合であり、文化芸術作品のカテゴリーとしてはないものはないくらい。

長年公表の場がなかったために、溜まっていた住民エネルギー?が爆発したのでしょうか!?

NTには元々絵手紙のサークルがあり、ここに講師を招いてみなさんで教えを請うという形で、かねてより作品作りに励んでおられ、会場に入ってからまず目につくのは、この絵手紙の数々です。さすがに手慣れたその筆致にうならされましたが、そのほかにも絵の心得のある方も多く、すばらしい水彩画や油絵、版画などもありました。

下の作品のように、まるで本物!のような粘土細工などもあり、中にはほかにも、繊細な押し花や、ステンドグラスといった変わったものまでありました。そのひとつひとつをすべてここで紹介することはできませんが、日頃目にしないこの街の住人たちが密かに持っていた才能の数々に、改めて脱帽です。

あとで聞いた話では、地元の新聞社からの取材もあったとのことで、伊豆市という小さな町の中では、こうしたちょっとしたイベントでも大いに話題になることの証明です。この作品展を開いた、自治会役員さん達のお声掛けの努力もあったとは思いますが、これほどたくさんの作品が集まるというのも、この街の人々がそれだけ元気な証拠です。

実は筆者も写真を出したのですが、手前味噌ですが好評をいただきました。自分の作品を褒めていただくというのはうれしいもの。筆者もまた他の人達の作品に賞賛の声をあげ、ハッピー&ハッピーの雰囲気が会場を漂っていたのは言うまでもありません。

自己満足に浸っていてはいけませんが、誰しもがプロではなく素人さんであり、参加することに意義があると思います。こうした形でお互いの作品を見て講評しあうことでまた新たなコミュニケーションが生まれ、さらにそれは次の作品を創るモチベーションになっていくのではないでしょうか。

今度はぜひ、秋にも開催してもらいたいものです。またNTにあらたな楽しみができました。

上:本物と見まがうほどの粘土作品

上:作品のひとつひとつに興味津々

上:微細な押し花の作品 プロ並です。

上:こちらは絵手紙。ユーモラスな作品にみんな見入っていました。

上:玄人はだしのステンドグラス。販売価格はウン十万円?。

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