少し前の話題になるのですが、先月の3月29日、修善寺ニュータウンの自治会は、年度末恒例の総会を開きました。
26年度の活動報告と決算報告、ならびに27年度の活動計画・予算計画の了承を住民から得ることが目的ですが、この日も自治会員のうちの100人近い人が集まり、盛況でした。了承のためにはおよそ250戸の自治会加入者の一定割合以上の参加が必要ですが、この日参加できない方も委任状による投票ができるため、これを加えて無事総会は成立し、議案もすべて了承されました。
高齢化が進んでいるとはいえ、毎年こうした安定した自治会運営が行われていることは喜ばしいことであり、そうした健全な状態が住民の間で長い間維持されているということは、住民の安心につながるだけでなく、ここへの移住を考えていらっしゃる方にも期待を持っていただくメッセージになり得るかと思う次第です。
ちなみに、この日の総会では修禅寺ニュータウンの創設から50年を記念した「記念誌」が参加者全員に配布されました。無論、参加者だけでなく、参加できなかった方も含め、当町に住まう全員に配布される予定であり、また他県などに住まう別荘利用者にも送付されます。
その内容はまた折につけ、このブログでも発信していきたいと思いますが、50周年の根拠は、昭和39年(1964年)までに造成が終り、この年初めて大口利用者への分譲が開始されたことに由来します。一般世帯などの小口利用者への分譲は昭和41年(1966年)からとなっていますが、その中間である今年、その記念誌を発刊するよう自治会役員さんが決めたようです。
いまのところ記念式典といったものが開催される予定はないようですが、今年は戦後70年の節目の年でもあり、住人の方々も半世紀にも及ぶ歴史を持つことになるこの町のアニバーサリーを改めて祝ってやろう、という気分になっているのではないでしょうか。
ちなみに住民および別荘者以外には配布の予定はありません。が、ニュータウン温泉管理組合や自治会には予備が保管されているため、閲覧は可能です。ご希望があればご連絡ください。